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ぬるま湯雑記帳

映像の巻

映像の巻

 映画もビデオも、テレビドラマさえもほとんど見ることがなかったワタクシが5年間壊れっぱなしのビデオデッキを買い換えてより2年余り(2003年12月現在)。いやー以前と比べたら格段に映像を見るようになりました。
 ただし見る作品は古めの邦画(多少の例外を除く)ばかりです。
さらにワタクシの場合、作品うんぬんよりまず「ひいきの俳優さん」ありきのため、作品理解はたいそううす~くなっております。以上のことを踏まえて、広い心で「感想と言う名のたわごと」をご覧ください。
文中敬称略、おおよそ見た順での感想のため、映画制作年等順不同。

  
なんちゃってプロフィール

どうやら私の好きな俳優さんのタイプははっきりしていて

  壱:顔立ちがはっきりしていてマユがしっかりしていて
  弐:奥歯でくるみが割れそうなくらいアゴ(エラではない)がっちりの
  参:おじさん、もしくはおじさんっぽいヒト

です。故に以下の方々の作品をみております。ハマった順。名前をクリックすると感想ページに飛びますよ。
(注)「ぬるま湯雑記帳」で使用している俳優さんのお写真は,このHP内だけでお楽しみください。ワタシの好きな俳優さんのお顔を皆さまに知っていただく以外に目的はありません。


【津川雅彦】 つがわまさひこましゃ
本名加藤雅彦。1940年京都府生まれ。お兄さんは長門裕之ていうのは有名ですね。両親親戚一同俳優やら映画監督やらえらいことになっています。5歳のとき『狐の呉れた赤ん坊』に出たのをきっかけにその後子役として活躍。『狐の呉れた赤ん坊』は通販でビデオ販売ありますね。見てみたい!主演はバンツマだし。
 1956年『狂った果実』で裕次郎の弟役で出演、注目される。その後大島渚監督の『日本の夜と霧』や、東映の『昭和残侠伝』シリーズ等に出演。当初は二枚目が多かったんだけど、だんだんクセのある役が増えてきてました。30~40代あたりは本人いわく「あまり人気がない」時代で、確かに映画の出演なんかも少ない。一番かっこいい時なのになあ。この時代が一番好きなのになあ。演技もいいのになあ。歳を重ねるにつれ重厚な役も増え、今も大活躍。しかし、このごろの彼はワタシのシュミとはちょいと異なってきたため(←自分勝手)、現在の作品はあまりみてません。奥様は朝丘雪路。女性関係は派手のようだ。合コン好き。(この‘なんちゃってプロフィール’で満足できない方はグランパパプロダクションでどうぞ)
写真資料:マルベル堂で購入‘プロマイド’


【平幹二朗】 ひらみきじろう
 本名同じ。1933年広島生まれ。地元の高校を卒業後、俳優座養成所に入り、のち俳優座へ。1963年のフジテレビ時代劇『三匹の侍』で三匹のうちの一匹、桔梗鋭之助が好評、映画でも同役をしました。映画は見たんだけど、ドラマみてみたいなあ。時代劇専門チャンネルさんお願いします(←祝!2月放送決定!イヤッホー♪)。
 テレビや映画より、舞台の活躍が多い方ですね。背も高いし声もいいし、舞台栄えするのでしょう、残念ながら舞台は見たことがありません。もちろん現在活躍中。病気をされたときは心配しました。佐久間良子と結婚してましたが、離婚しちゃいましたね。理由のひとつは「そっちのケ」だったとか。離婚会見のときに出た話のようなので、別にオフレコではありませんよね?
 特技はYシャツの片手早脱ぎ。ドラマで見たときびっくりしました。


【岡田英次】 おかだえいじエイジ
本名同じ。1920年千葉県生まれ。ビバ大正オトコ!慶応大学卒業後新協劇団に入り、のち木村功らと劇団青俳を結成。
エイジといえばガラス越しの接吻が有名。1950年『また逢う日まで』ですね。他『ひめゆりの塔』『真空地帯』等の反戦映画やフランス映画の『二十四時間の情事』、安部公房原作の『砂の女』など、社会派映画から実験的な芸術映画、歳を重ねてからは痴呆気味のじっちゃんからやくざの親分まで幅広く活躍されました。1995年に75歳で死去。残念だー残念だー。死後ファンになるというのはつらいです。会ってみたかったなあ。ちょっと小柄だけどずっしりとした安定感と、整ったお顔と、しぶいお声が魅力でした。エイジ目当てでお江戸に行って映画を見てきたりしました。なんとなく早口言葉が苦手っぽい。
写真資料:映画『億万長者』より


【栗塚旭】  くりづかあさひ栗さん
本名同じ。1937年北海道生まれ。五月の九日生まれで「旭」になったってのはホントでしょうか。両親を早くに亡くしたため、15歳で兄を頼って京都へ「上京」、大学浪人中に毛利菊枝主催の劇団くるみ座に入団。しばらくは鳴かず飛ばずだった(らしい)が、脚本家の故結束信二先生の目に留まり、1965年NET(現テレビ朝日)『新選組血風録』の土方歳三で大ブレイク。TBS-松竹ラインの『風』、NET-東映ラインの『俺は用心棒』『燃えよ剣』等々でひっぱりだこの活躍でしたよ。
 1972年に哲学の道に「若王子」なる喫茶店を開き(現在休業中)、映像の仕事から遠ざかっていたこともありますが、その後『暴れん坊将軍』や『水戸黄門』などにも出演。昨今の新選組ブームに加え、大河の『新選組!』に出演をすることもあって、雑誌やテレビでの登場が増えて嬉しい限り。唯一ナマで遭遇&お目にかかったことのある現役俳優さん。あまりに鮮烈な思い出です…。若王子の再開を願ってやみません。一度入ってみたいです。
写真資料:NET『燃えよ剣』より‘微笑む歳三’   
→1月15日の国営放送「スタジオパークからこんにちは」で、ご自分で言ってましたね。
    
    
   参考資料
     キネマ旬報社 日本映画人名辞典男優篇 上・下巻
     朝日新聞朝刊 1995年9月15日 35面

  
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